【ABZU】感想・レビュー
どうも、あともすです。
最近ウマ娘のアニメを見てハマっています
今回はABZUをクリアしたので、レビューしていきます。
・ABZUとは?
ABZUは2018年2月7日に発売された海洋探索アドベンチャーゲーム。
「風ノ旅ビト」の製作関係者が独立したスタジオのデビュー作です。
・評価(10点満点)
・ストーリー 6点
・グラフィック 8点
・システム 3点
・BGM 10点
・ストーリー
good point
言葉の無いサイレントゲーム
ABZUには一切言葉が存在しません。
そんなゲームにストーリーがあるのか?というのが当然疑問だと思います。
正直に言って、プレイしただけでは意味が分からない代物です。しかし、ABZUというタイトルそのものにストーリーに導く意味があるのです。そこまで解説するとかなり長くなりそうなので省きますが、プレイした後に調べてみると謎が紐解かれるので、考察が面白いタイプの作品となっています。
・グラフィック
good point
幻想的な海の世界
ABZUは始終海中が舞台になります。海の生態系を観察することが目的のゲームということもあり、様々な魚たちが泳いでいて凄く癒されます。イワシの群れ、鯨、サメ、シャチ、マナティ等の人気の海洋生物から、アンモナイト、アノマロカリスなんかのすでに絶滅してしまった生物まで、多様な生き物がいます。
食物連鎖の構築
前述した多様な生態系にさらに見どころを追加した要素として、食物連鎖の概念が存在します。イワシの群れに大型の魚達が集まり、狩りをしているところを観察している瞬間は、生態系の神秘を見ている感覚になれます。
・システム
bad point
物足りないボリューム
悩むほどの謎解きも無く完全な一本道のゲームなので、クリアまでの時間が2~3時間程度と非常に短い時間で終わる作品になっています。
・BGM
私がABZUで最も優れていると思ったところなので、別枠で説明します。
海洋探索という神秘的であり幻想的な描写と非常にマッチした荘厳なBGMは、一聴の余地があるものになっています。魚が気ままに泳いでいるときは柔らかく、急流の中では荒々しくも清廉な雰囲気を醸し出すBGMには唸りました。
ぜひヘッドホンか、ウーファー付きのスピーカーでプレイしてみてください
・総評
私の経験上一、二を争うほどBGMの素晴らしいゲームで、もう一度遊びたくなる作品でした。